猫の噛み癖を直す

一般的に噛み癖のある猫の場合などでは、手を近づけるだけで、いきなりガブっと咬みついたりしますので、飼い主としては猫にそういった噛み癖をつけないようにしつけをしなければならないですね。

猫の噛み癖というのは、特に子猫の時に親や兄弟と離ればなれになってしまって、１匹だけで暮らしている猫などに多くみられる悪い癖です。
もし、そのような悪い癖を持った猫を買っている飼い主は、悩みも多いことでしょう。

理由の一つとして、猫自身が、他の猫から噛まれた経験がない為に、噛む限度が分からなくなっている場合が多いです。

噛み癖をやめさせる為のしつけの方法の一つとしては、飼い主が子猫の親や兄弟のかわりに一緒に遊んであげる中で、むやみやたらに噛むのをやめさせる方法があります。

ただし、注意しないといけないことは、既に大人の猫に成長している場合、叩いたりつねったりは決してしないでください。

なぜなら、猫の攻撃性を刺激するだけになってしまう恐れが高いからで、逆効果になってしまうのです。

子猫が手を噛んだ時に、大声で「痛い！」とおおげさに叫んでやり、噛まれている手の部分を引かずに口の中に押し込んでやってください。

その大きな声や、押し込む行為に驚いて噛むことを止めて離したら、子猫を誉めてやります。

それでも噛み癖が治らないようなら、空気のスプレーを顔に吹きかけるとか、霧吹きで水をかけるなどして、「猫がイヤがる事」を繰り返し行うようにしてください。

猫と遊んでいる時に噛みついてきたら、すぐに「痛い！」とおおげさに叫ぶようにしてください。

大きく叫ぶことなどで、猫は「噛むといやな事が起きる」と認識するようになり、次第に噛まなくなるのです。

子猫のうちから飼い主以外の人間に会わせないと、人間嫌いの猫になってしまう恐れがありますので、なるべく子猫のうちに沢山の人に撫でてもらい、人間好きの猫に育てるのが大切です。

人間好きの猫に育つならば、噛み癖などもつかないでしょうから、子猫の時のしつけと言うのがとても大切だと言うことです。
その他のしつけについても、みな同じと言えますね。

猫の噛み癖を直すのは、子猫の時が重要